双子座グラフィティ

眠れない夜に謳歌を蒔いてゆく

推しがメサイアに出たよ(メサイア -悠久乃刻-を見ました)

 

推しメサイアに出ました。ありがとうございます!

無事初日を終えて、早速の感想です。

 

まず、ネタバレなしで当たり障りなく書くと、「予習してよかった」です。

卒業ミッションにあたる二人の行動の意味がほとんどわかって、初心者だけどちゃんと楽しめた感があります。予習して本当によかった。いろいろ教えてくださったみなさま、ありがとうございました!

ちなみに、今回の悠久乃刻を楽しむために必要な最低限の予習は「鋼、深紅、暁」の三つだと思います。ここさえ押さえておけばあなたも劇場で泣けるはず!

 

何度でも言いますが笑、推しメサイアに出たことが本当にうれしかったです。出ている最中は緊張しすぎて全然実感がなかったんですが、帰りの電車で突然喜びが沸々とわいてきました。ああ、推しメサイアに出るってこういうことなんだなって、しみじみうれしかったです。雛森千寿役に山本一慶をキャスティングしてくださった方、本当にありがとうございます。

 

あと、開演前からパンフレットでのひなちゃん呼びにざわついてましたが(終演後ググったら紛糾してたw)、初日のお礼ツイートでも本人がひなちゃん推し!笑

じゅんじゅんに対抗してのひなちゃんかなと思う一方で、これから「雛森千寿」を演じ続けたい!という意思表明かなとも思ったり……

というわけで、ひなちゃんこと雛森千寿くんを皆さまどうぞよろしくお願いいたします!

 

 

では、ここからはネタバレありでお届けします!よろしくおねがいします!

メサイアシリーズ、今回初観劇の初心者が1回見ただけの感想なので、間違ってること言っててもこっそり指摘していただけるとありがたいです、よろしくお願いします!

 

 

・二転三転、記憶喪失、有賀加々美メサイアのこと

「こんな日がくると思わなかった」

このセリフを言うのは有賀さんだとなんとなく思い込んでしまっていました。それを加々美くんに言わせるあたり、ニクいよなあと思います。きっと客席誰もが加々美くんを忘れた有賀さんを目にすることになるとは思っていなかったはず。この(無意識の)予想の裏切りは面白かったです。

加々美くんが「自分がメサイアを忘れてしまうかもしれない恐怖」を経験していたからこそ、二人は乗り越えられたんだと思います。忘れてもやり直せる、そう言ってくれた人が自分を忘れてしまっても、言われた通り、やり直せると信じて頑張るだけだもの。加々美くんがあのとき強い気持ちで有賀さんを取り戻そうとしつづけられたのは、有賀さんにかけてもらった言葉があったからこそだろうと思います。有賀さんが加々美くんを救った言葉で、有賀さんは救われるんだ。これぞメサイアのあるべき姿なんだろうな。

もちろん二人の卒業ミッションは白崎護くん悠里淮斗くんと間宮星廉くんがいなかったら達成できなかった。今まで関わってきた全ての人を巻き込んで、感謝をしながら、未来に向かって歩き出す。卒業って学校だけじゃなくてアイドルとかグループとか番組とか、いろんなものからの卒業ってあるけど、卒業とはどういうものか、根底にある概念を教えてくれた気がします。

「あの人の力を借りるのは癪なんだけど」って言ったときの加々美くんがかわいすぎて愛おしすぎて最高じゃないですか???わたしが有賀さんだったらコンマ1秒で「はいはいっ、俺は有賀涼、お前のメサイアでーすっ」って答えちゃうよ。でも、バイオリンでは結局だめで、抱きかかえて諭した加々美くんの言葉で思い出すんですね……メサイアis尊い……

死とは。たくさん殺してきた有賀さんだからこそ間宮の死で強くなれたし、罪のない人が死なない世界を一緒に作ろうって言われた加々美くんだからこそおじさんを殺すのは苦しい話で。メサイア交代もあったし、暁も経験しているし、辛い世界理不尽な世界を見てきた二人だからこそ、死に対して真摯で真面目なメサイアだなあって思った。

オレンジの夕日に向かって二人がジャンプしたときの背中は、いろんなものを乗り越えた分いろんなものを背負っていて、どこまでも頼もしかったです。

 

・悪役はいない

世の中に「悪役」って存在はほとんどいないと思います。

悪いことがかっこいいと思っている人だって悪を是としているわけで、悪いことのために生きている人というのはいないと言えると思う。(哲学)

推しが今年抜刀課でいわゆる悪役を演じたときも似たようなことを言っていた。他の人からしたら悪に見えたとしても、その人は正義だと思って行動しているはずで、おちゃめなところかわいいところもあっていいだろう、って。

要するに、誰を主人公にするかで「悪」は変わる。

メサイアの世界もそうで、本当の意味での悪役はいない。みんな自分の正義のために生きている。みんな自分の行動に言い分がある。

この世界を変えたいとどの役も思っている、だけど、どう変えたいか、何を目指すか、手段や目的が違うだけでこんなに人はすれ違い傷つけあってしまう。

シンさん(とあえて呼びますが)も信念があって、目指すものがあった。それを手放すときは死ぬとき。あのプログラム?を持って殺されるのをじっと待つ姿は辛すぎた。ハングドマンって強くて腹立たしくて全然好きじゃなかったけど笑、あんなに有賀さんを大事に思っていて、一緒に目的を果たそうとしている姿を見たあとだから切なすぎた。

 

・ひなちゃんこと雛森千寿くん

まさかの黒子ちゃんと同期!そして一嶋係長を呼び捨てできる存在!だけど万夜さまに「新入り」呼ばわりされ続ける!このバランス、とってもよくないですか?新キャラで新入りなのにお兄さんで頼り甲斐がある。これはアカンですよ…そりゃチートキャラって感想をツイッターで見かけますわ…

新入生は今回映画も入れたら三作目で、だけどまだどこか初々しさがあるじゃないですか。だけど、この人はいきなり土足で踏み込んでくるんですよね。それが許される設定、ありがとうございます!

登場時、メサイアコートをはだけての登場には度肝を抜かれたけど、いきなりの黒子ちゃんとのやりとりには癒された。かわいい。サクラ候補生みんなに足引っ張るなよとからかいつつ、メサイアに決まった小暮さんのことは気にかけている。それは小暮さんの出自を知ってるからかもしれないけど、普通に優しい。怪我したあとの小暮さんを気遣うそぶりにきゅんきゅんした。

スークくん(声に出すと噛みそうになる日本語)も歓喜するほどの強さ。戦っている間中ずっと余裕を感じられてすごい。(推しが強いって単純にうれしい。弱くてもかわいいけど、強いのはやっぱり嬉しい。)

一嶋係長にハメられて(?)死にかけ、五年間眠っていたそうです。じゅんじゅんにどうして復帰したのかときかれて、一嶋に復讐するため的なことを言っていたけど、眠りから復活って自分で決められるの?そういうもんなの???

あと、せんじゅって尻上がりのアクセントなの???(ふた昔前のギャルが一人称名前で「千寿は~」ってしゃべってるのを想像してください)小暮さんが「千寿!」って呼ぶのとっても楽しみだけど、笑っちゃわないか一抹の不安が……笑

そして雛森さんの元メサイアの存在が気になってます。今から心がいたい。

最後に余談(でもない)ですが、トリプルカテコでスタオベを見た井澤さんが感極まってシンさんの肩を借りたところで、「橋:わーん、俺も感極まった!肩貸して~」「山:もー、まだ早いまだ早い、そのうちね❤️」「橋:そっかそっか、まだ早かったかてへぺろ⭐️」な小芝居やってた橋本山本ペアがさいっこうにかわいかったので死にたい。ほんとかわいかった~~~~~~

 

・小暮洵さんのアイデンティティ

前回の暁のラストで小暮さんが一嶋係長に詰め寄るシーンがありました。今回の悠久でも一嶋係長は小暮さんをとっても気にかけていて…逃げろと何度も伝えるし、捕らえたあとも逃げられる構造の場所に入れるし…

あなたは私の父親なのか、という小暮さんの質問に対し、「あなたは私自身です」と答える。

その後、小暮さんはやや荒れた感じの言動になる。雛森メサイアである自分を助けなくてもいい、「代わりなんていくらでもいる」と投げやりに言う。

小暮さんは一嶋係長のクローンなのでしょうか。

実はわたし、メサイア展で一嶋さんと小暮さんを間違えて写真撮ったんですよ……今となるとちょっと笑えるんだけど、ごめんなさい、何も予習する前だったから全然わかってなくて!それだけ似てるんだもんな、クローンでもおかしくない。

雛森さんが一嶋係長にどんな恨みがあるのかわかりませんが、恨んでいる相手のクローンと組まされた雛森さんの心境はなかなか難しそうですし、小暮さんも気が気じゃないでしょう。

まだこのメサイアはわからないことだらけなので、続きを待ちたいと思います。続いてくれ。

余談ですが、洵は「まこと」とも読めるのですね。もし小暮さんが一嶋係長のクローンだとしたら、クローンにまことと名付けるなんて、とてつもない皮肉なのか、それとも「(自分とは違って)まことになってほしい」という願いを込めたのか。後者だといいな。切ないな。

 

 

・続編をお願いします……

このシリーズが続くように、と井澤さんは何度も言っている。それは続かない可能性があるということでもあって。

そりゃそうだ、集客できなきゃ続かないよね。

できるだけ通うことにしますし、できるだけ物販買います。トレーディングガチャもしんどいけど、推しが出るまで頑張ればそれは確定ガチャだ!!

ファンとしてできることを全てやった上で、続きがあることを祈りたいと思います。どうか、どうか。

 

 

・最後に、もやもやポイント

みんな思っただろうし、これ書く必要ないと思うんだけど、吐き出させてくれ……

冒頭で有賀さんがシンごめん的なことを言っていて、なんだシンって!と思ったらそういうことだったのか……(ちなみにパンフレットには書いてあったけど、ネタバレがいやだったので終演後に読んだ)

長く続いているシリーズ物で「後付け設定」なしで成り立たせるのは無理だってわかるけど、ちょっとなあ……これだけ有賀さんに執着するハングドマンがなんで深紅のときにはあっさり手放したの?って思っちゃう。今回どうしてももやもやしたのはここですね。しかも有賀さんが脳にダメージ受けてるとか、ええええ?????それ今言う?????

あと、記憶を失うって不安がる加々美くんを諭す有賀さんの言葉、薄い本で読んだことある…っていうか書いたことある…()って思ってしまってごめん。本当にごめん。

でも、普遍的なテーマだからね、最高だよね、でもごめんね…